今日は初めてのネタ見せ。
予定の時間は1分だ。
一応、今日のネタ見せまで、準備をし、何度も練習をした。
自分は「フリップ」を使うので、ネタを飛ばすという心配がほぼない。問題は「時間」だ。
何度も時間を計りながら練習するけど、やはり1分というのはかなり厳しい。めくる速さもだけど、言葉が詰まったり、時数が多くなると、すぐに間に合わなくなる。
自分は元々、塾講師なので、人前で話すのは慣れているけど、授業はこういった「時間制限」がなく、話す1つ1つの単語を短く端的に・・・・といった練習をするのは初めてだ。
説明が長くなると聞きにくいし、時間が足りなくなるので、いかにわかりやすく短い時間で状況を説明し、「笑い」にもっていくか・・・・・ネタ作りはそこが難しい。
わかってはいたけど「ワードセンス」が必要だ。
いざ本番。今日の授業はメッセンジャーのあいはら講師だ。
「F組32番Additional Timeコント1分お願いします。」
思った以上に緊張していた。
顔も多分、こわばっていたように思う。
何とかやり切り
「アドバイスお願いします」と自分が言うと
「話はまぁ・・・塾講師してはったからか、わかりやすかったわ。この先、どうしたいの?」
いくつか聞かれ、返答をする。
「せっかく塾やってたんやったら、そういったネタにしてもええんちゃう? 例えば弁護士の人が専門的なネタやってるやん?」
といったアドバイスももらう。緊張もあってか、ちゃんと受け答えになっていたのか、自信はないけど、とりあえず、初めてのネタ見せは終わった。
授業終了後、同期の人から「おれ、あんな感じのネタ、好きやで~」と言ってもらえて、褒められたみたいでうれしかった。
自分は今までずっと自営だったから、仕事で褒められたことがない。出来ていて当たり前だったから、褒められたのは人生で初めてかもしれない。
お笑いって、本当に楽しい。